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■ブラック企業に裁判を起こして120万円をゲットした件 <その他話題> [16.05.22]
4.労働局「あっせん」
パワハラについては労基署では何もできないらしく
労基署に出向で勤務している労働局の方にまずは相談。
パワハラはいまだに定義が曖昧ではあるのですが
チェックリストをもらいましたので参考にどうぞ。
あくまで参考、一例です
「あっせん」制度とは会社と労働者間の問題に
労働問題に詳しい第三者を仲介させ双方の意見を聞いて和解できるか調整する制度です。
無料でできますが強制力は一切なく、白黒付けるものではありません。
あくまで落としどころを見つけるものです。
詳しくはこちらで
個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律 | 厚生労働省
個別労働紛争のあっせん | 中央労働委員会
制度を利用しパワハラの慰謝料として100万円を請求する内容で提出。
相手方が拒否すればそれまでですが社長は参加を承諾。
後日労基署で行われましたが
私と社長の到着時間(終わった後の出発時間も)をずらし、
話し合いも双方が交互に部屋に出入りするかたちで
直接顔を合わせないようにだいぶ気を使って行ってくれました。
調停員は弁護士一名、労働局員二名。
こちらはパワハラを始め会社の体質の悪さなどを主張。
相手方は何を言ったかは不明ですが、
おそらく起業から今にいたるまでの苦労話や私の悪口などでしょう。
結果ですが請求には一切応じず打ち切りになりました。
立ち会った弁護士さんは途中から社長側に同調するようなことを言い始め、
どうやらうまく丸め込まれてしまったようでした。
たとえば休暇数を教えてくれないことに関して「会社側に頼るのではなく自分で管理すべきでは?」など。
労働問題に詳しい弁護士が選ばれているはずですがこの程度とはちょっとがっかり。
あと社長は私のことを「コミュニケーションに難があった」などと言っていたそうです。
どうやら誰かとのコミュニケーションがうまくいかない原因がすべて相手にあると思っているようで、
その程度の認識で他者と関わっているのだと改めて認識。
この制度、勉強にはなりましたが、
悪行を働く者を相手に任意で慰謝料請求って、ちょっと無理があるなと思いました。
ただ問題が解決しなかった場合次に裁判になる可能性があることを考慮すれば無下にはできないはずですが…
問題のパワハラも労働局でも直接は対処できないという現実。
強制力がなければそれまでです。
余談ですがあっせん当日の帰宅途中、市内の交差点で赤信号で止まったところ別車線にた社長の車に遭遇。
調停員の人あれだけ気を使ってくれたのに、市外からの道のりレクサス(白)が軽自動車に追いつかれるって…
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