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■ブラック企業に裁判を起こして120万円をゲットした件 ＜その他話題＞  [16.05.22]


1.ブラック企業に勤務


★このページは書き途中です★

試用期間3ヶ月、正社員期間36ヶ月勤務。

会社は長野県佐久市にあり、
30人規模の田舎の小さな企業で社長のワンマンぶりがひどかったです。

従業員の約20名は工場勤務の女性従業員で、
約10名が男子従業員になります。

社長は60代の老人で起業して30年、
さぞご苦労なさってるんでしょうけど、
自分のした苦労を他人にもして欲しいと思っている老害を体現したような存在。

恫喝、罵倒は本人曰く「中小企業には叱咤激励が必要」らしく、
何の悪意もなく他者に罵声を浴びせるようです。
不払い賃金も多々ありましたがこのページでは社長の異常な言動、パワハラを始め異常な社内文化を紹介します。


・面接時の態度
最初に違和感を覚えたのは面接試験のときの態度です。
部屋は応接室(実質社長室)でテーブルを囲い向かい合わせのソファーがある狭い部屋です。
こちらは座りにくい低いソファーに姿勢を正し座っているにもかかわらず
社長はは長身をくずしふんぞり返った態度でソファーに斜めに座り上から見下ろすような偉そうな態度でした。
他者…とくに年下には敬意を払えないタイプようです。

ただ、面接時の話す雰囲気は穏やかそうに見えたので当時はこの態度はあまり気にしていませんでした。

・労働条件
一方的に書類がわたされる。
通常は2通の同じ書類に従業員が印鑑をして双方で持つと思いますがそういったことはなく。

・度々怒鳴る姿を見せる
入社間もないころのこと、営業で下手をして辞めた社員について朝礼で言及、
「俺の意向に従えない者は辞めてもらいたい」とのこと。
また、月一会議では品質課の課長に「何で不良率はゼロにならないんだ！」などと怒鳴る姿を見せる。
(目指すことは良いにしても)不良率ゼロは不可能というのがものづくりの常識ですが
そういったことを知らず努力次第で達成できると本気で信じ込んでいる様子。

・就業規則の存在
正社員になって間もなく工場長に「就業規則はありますか？」と聞いたところ
「社訓どおりの行動をすればいいと思うよ」などとずれた答えをもらう。
再度問うたところ「」なる書類がわたされる。

就業規則の存在は後の裁判で存在が判明するのですが、
工場長という要職にある人物でさえ存在を知らなかったようです。

・謎の課題
入社6ヶ月くらいのころ、
私含め開発部門の3名の従業員を呼び出し「開発とは何か」について考えまとめよと指示を受ける。
このときの社長は終始笑顔で大変穏やかな感じで話していたことを覚えています。
意図は不明ですが3名でいろいろ考え、一番年上のKB氏にまとめてもらい数日後に報告に行く。
が、社長は大変機嫌の悪い態度で出迎え、KB氏の説明にいちいちケチを付け始める。
その後KB氏の日頃の勤務態度について大声で怒鳴り始め1時間以上に渡り怒鳴り続けました。
当たり前ですが隣で聞いていた私も強いストレスを感じました。
恫喝文句も「給料泥棒！」「この詐欺師が！」などと常軌を逸していました。

この件結局何がしたかったのか不明ですが、
うだつの上がらない従業員を若い従業員の怒鳴りつけ見せしめにしたのだと思っています。

自分の人生では異常な大声で怒鳴る気の触れた人間には中学校以来会ったことがなかったので
最初何が起こったのか全く理解できず、軽くパニック状態でした。

このとき呼び出された1名は新社会人でこの会社に入った若い人だったのですが
この3ヶ月ほど後に退職しました。


・年間目標
月に一度"全体会議"と呼ばれる会議があり、男子従業員は皆参加することになっています。
最初に先月の収支報告がありそれはまだいいのですが、
他に提示されたお題に対し各自発表するという学生みたいなことをしています。
なお、会議自体にはコミュニケーションという建前もあるらしいです。

毎年1月はお題が「年間目標」となるようで、
入社半年に満たないながらも会社に貢献できることをよく考え発表しましたが、
ひとつひとつにケチをつけられ怒鳴られる。

○会社HPのリニューアル
当時のHPは10年くらい前に作られ、継ぎ足しの結果ページの情報、デザイン、リンクなどが整備されておらず、
趣味でHP運営をしている身としてはネットが当たり前の時代にやはり会社HPは重要だろうと思い発表する。

＞＞なんで(今まで)やらなかったんだと怒鳴られる

「これからの目標」に対して「なぜ今までやらなかったんだ」とかすごい揚げ足の取りよう。
これにはさすがに「時間が取れなかった」と常務がフォローしてくれました。
社長はPCとかネットに疎い人なので簡単にできるものだと思っていたのかもしれません。

この恫喝によりやる気を失いました。
叱咤激励？これで従業員がやる気になると本気で思ってるんでしょうかね。

○風呂場で使える機器の実績
当時風呂用の電子機器の設計をしており難航していたのですが、
これを成功させ会社初の風呂用製品の実績にしたいと思い発表する。
※風呂場は水濡れだけでなく熱湯から冷水、さらに高湿度という環境で電子機器にとっては過酷

＞＞私が「苦労している」という言葉を使ったことが気に入らなかったようで、
「若いうちに苦労しない奴は今頃職安で失業手当をもらってるわ！」などと意味不明な恫喝を始める。
おそらく「苦労」は地雷ワードだったようで、以降の発表では「手を焼いている」と置き換えて対処しました。



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