TOP27号の絵です。

夏も終わりかけた頃ですが夏っぽい絵にチャレンジ。

川の写真を見ながら鉛筆で描いた線をそのまま取り込んで、フォトショで塗っています。
岩とか植物とかはアナログの方が描きやすいですね。

コンセプトとしては『夏の山』といった感じのもので、
山といえば川、川と言えば女の子。
つまりは田舎の澄んだ川で女の子が遊んでいる風景です。
本当は、女の子はワンピースで、裾をまくっているのが理想的なんですが。

度々同じようなコンセプトの絵を描いていますが、
昔の絵と比較するのも一つの楽しみ。

配色的な狙いの一つとして、
まず、色的に明るい女の子と川が目に入った後、
白樺と市松人形の暗い森に目がいく‥、というものがあります。
どうでしょう。
夏の終わりの何とも言えない寂しさを
恐ろしさに変えたような感覚を覚えてもらえたなら成功です。

白樺は緑の葉と並べれば夏らしさを感じる要素であり、
奥の暗い森とのギャップを引き立たせる効果もあるはず。

遊び心で画面左にされこうべとか。

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